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ウルティマオンライン月額課金無料化した記念にjsで画像解析ツールを作成

UO (ウルティマオンライン) との再会

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ウルティマオンライン無料化の記事を読んだ時には「おお!」と心の中で叫びました。そして、しばらくしたら、Mythic Entertainmentからメールが届き、「これはやるしかない!」と思いました。

This mail contains important information on changes to your Ultima Online account.

All Ultima Online accounts that have been closed for more than 120 days can be used to access Endless Journey. The Endless Journey account allows play (with some restrictions) for free without an end date. In addition, all accounts now have access to the Stygian Abyss expansion. More information on the new Endless Journey account type and on the Stygian Abyss expansion can be found here.

UO Team

若い人たちはきっとこのゲームを知らないと思います。名前は聞いたことがあったとしてもプレイしたことがある人は少ないでしょう。私が初めてプレイしたMMORPG(Massively multiplayer online role-playing game = 規模多人数同時参加型オンラインRPG)がこのゲームでした。今から18年ほど前の話です。

そのころはだいぶ流行ってきてたころで、雑誌か何かで知って、MMORPGとはどんなものか体験するためにはじめました。特に知り合いがいるわけでもなかったし、ネットでのコミュニケーションは苦手だったので、いつも一人でプレイしていました。はじめのうちは、ヘイブンという初心者の島からはじまりチュートリアルをこなした後に、どの場所にいくのかを選択する場面になりました。どこに行っていいのかさっぱりわからずにいると、操作を間違ったのか勝手にそうなったのかわからないけど、サーペンツホールドという島に飛ばされました。

そこは毒を持った蛇がうようよいる小さな島でした。後で知りましたが初心者がいく場所ではなかったようです。でも周りは海なので船や魔法がないと他の場所にはいけません。頑張ってスキルをあげようにも敵が強すぎて初心者にはなかなか倒せません。でもなんとか生き延びて、たまに来る上級冒険者が捨てていくアイテム(重量オーバーで捨てたり、上級者には価値が無いものだったり)をせっせと拾い集めてショップで売ってお金をためて、船を買ってようやく島から脱出できました。それがはじめの1ヶ月間のプレイでした。なんてむちゃくちゃなゲームなんだと思いながらも、なんとも言えないその世界観にハマっていきました。

それから1年くらいやってて、仕事がいそがしくなってやめてしまいました。廃人になる前に卒業できてよかったのですが、5年ほど前にまたふと思い立って半年くらいやりました。その時は、なんとマイホームを持つことができました。UOの世界では自分の家を建てて住むことができるのですが、以前は土地不足で家を建てることのできる土地が余っていませんでした。リアルマネー数十万円で取引されている時代もありました。それが5年前では、プレイ人口が減ったからか、どこでも空いているというわけではなかったけど探し回ってやっと空き地に家を建てることができました。でも残念ながらまた仕事がいそがしくなってやめました。

UOをやめることは、つまり月額課金をやめることです。リアルの生活がいそがしくプレイ時間がほとんととれない状況だと、月額課金はもったいないので結局やめてしまいます。でもたまにまたやりたくなります。なので、今回のこのニュースはとても嬉しいです。

いざプレイ

アカウント画面を見てみると、Endless Journey が有効になっていました。 f:id:inosyan:20180418014254j:plain

久しぶりすぎてすっかり忘れています。だいぶたったのでmac版もでてるかと思ったけど、そんなことはありませんでした。ParallelsWindows版のクライアントをダウンロードしました。昔ながらの2D表示のクラシック版と、3D表示のエンハンスド版がありますが、5年前の経験でmac上でエンハンスド版が重くて動かなかったのでクラシック版にしました。macも新しくなったのでもしかしたら動くかもしれませんが、初回起動時のパッチ適用にもエンハンスド版はすごく時間かかった経験があり、いまはすぐにプレイしたいのでリスクを避けました。

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プレイ画面で入れるIDとパスワードは、ブラウザでのアカウント管理画面のそれとは違うようです。メモも残っておらず、おぼろげな記憶をたよりにようやくログインできました。 5年前にプレイした時はどこのシャードだったか、なんとか思い出しました。

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キャラ選択画面にいくと、5年前にプレイしていたキャラがみんないました! たしか、家具、道具、薬、巻物、洋服、料理などを作る人と、冒険する人とにそれぞれ役割をわけてた気がするけど、細かいことは忘れています。 まずは思い出すところからはじめようと思います。

スキルやステータスの情報を記録するためのツールを作成

UOにはレベルの概念がありません。その代わりにスキルとステータスがあって、どの組み合わせで成長させるかを選ぶことによって個性が生まれます。また、どれも無限に伸ばせるわけではなく、合計値の上限が決まっているので、組み合わせが重要になってきます。

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たぶん今後は、昔みたいに取り憑かれたように毎日やるのではなく、たまに気が向いた時にプレイする感じになると思います。そうすると前回どのキャラがどういう状態だったのかを忘れてしまうので、ステータスやスキルを記録したいと思いました。

そのためには、ゲームから情報を取得できなくてはいけません。たぶんエンハンスドクライアントなら簡単にできます。Luaという言語で独自UIを作れるので、情報取得のAPIがあるはずです。でもクラシック版にはその機能はありません。データの保存してありそうな場所を見てみましたが、これはオンラインゲームなので、ほとんどのデータはサーバー上にあり、ローカルにはほぼありません。不正行為のようなこともやりたくありません。そうなると、ゲーム画面に表示されているものが得られる情報のすべてということになりますが、目で見て書き写すのは面倒です。

そこで、画面をキャプチャし、javascriptで解析してみることにしました。昔ならありえない発想ですが、最近のパソコンやjavascriptエンジンの性能を目の当たりにしているので、できるような気がしたのです。やってみたところ、キャプチャ画像を白黒に変換し、アルファベットや数字の画像とピクセルが一致するかどうかを調べて、画像の中に書いてある文字や数字を解析するという、いかにも重そうな処理が全く問題なくできました。

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これが解析結果画面です。ステータスとスキルを一覧できます。デザインはスプレットシートにコピーしやすくするためにあえてUIは装飾していません。

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解析結果をスプレッドシートにコピペしてみました。これで成長の記録はばっちりです。

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ついでにペーパードールというキャラクターの画像を、背景やかばんや巻物などを除いてキャラクターだけをアルファで抜いて切り出すこともできました。

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javascriptで画像処理も問題なくできました。コンパイル無しで試せるところがとても良いです。プログラムのやる気がわきます。ゲームをきっかけにしたプログラム作成は楽しいしモチベーションを維持しやすいのでおすすめです。jsでの画像処理、もうすこし深掘ってみようと思います。