inosyanのブログ

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複数のUnityのバージョンを管理できる「Unity Hub」

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Unityのベータ版のダウンロードサイトを見ると、ベータ版のインストーラーの隣に「Unity Hub」というものが並んでいました。

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スクリーンショットは Unity 2018.1.0b5 ですが、2/8の時点では Unity 2018.1.0b6 です。

説明にはこうあります。

Now available in Beta, Unity Hub simplifies how you find, download, and manage your Unity Editor installs and view all your Unity projects. It will also help you discover features to help you get started faster - such as the new Templates feature.

便利そうなので、早速インストールしてみました。

インストールすると、こんな画面が開きます。

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インストールしたばかりの時はまだ何も入ってないので、No versions available now と表示されています。

Beta Releases を選ぶと、ベータ版がダウンロードできます。

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ダウンロードしたバージョンは、On my machine に追加されます。

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左のメニューから Official Releases を選ぶと、安定版の
- Unity 2017.3.1f1
- Unity 2017.2.1f1
- Unity 2017.1.3f1

がリストアップされ、それぞれダウンロードできます。それ以前のバージョンはここには出てきませんが、On my machine の画面の 「+Locate a Version」 ボタンで、既にインストール済みのバージョンをリストに加えることができます。

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さらに、リストアップされたアプリ名の右の…をクリックすると出て来るポップアップメニューで、デフォルトで起動するバージョンを選択できるようです。

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上部メニューの Projects で、最近開いたプロジェクトの一覧が見れます。プロジェクトのパスの横には、そのプロジェクトを編集したUnityのバージョンが表示されています。
いままでは、まず適切なバージョンのUnityを起動しておいてからプロジェクトを開く必要がありましたが、Unity Hubからプロジェクトを選べば、適切なバージョンのUnityで開いてくれます。
また、プロジェクト名の右の…で開くポップアップメニューで、どのバージョンで開くのかを選択できます。

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新しいバージョンは通知欄からインストールできます。

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古いバージョンで作られたプロジェクトを保守したり、バージョンの違う複数のプロジェクトを同時に開発する際には便利ですし、気軽にベータ版を試せるのは嬉しいです。

アセットストア向けの開発は、最終成果物のアップロードを行なったバージョンがサポート対象バージョンになるため、できるだけ古いバージョンのUnityで動作確認するのですが、複数バージョンを使い分けできるUnity Hubは重宝します。これからはデフォルトで使うことになりそうです。